ビッグデータが活用された社会の将来が若干心配【ディグラム診断】


自分も分析目的でデータを扱うこともあるのと、マーケティングの知識を広げたいこともあってなんとなく興味はあっても深入りしなかった『ビッグデータ』という言葉。最近になって以前よりも増して色んなところで目にしますがやはりスマホやSNSが爆発的に普及した背景があるのかもしれません。

そんなビッグデータを活用した性格診断があるというのを先日あるサイトで見かけまして、それをテレビ番組としてやってるみたいなのですが、『ビッグデータで性格診断』がちょっと怖い未来に進んでいくんじゃなかろうかと不安になったのでそんな内容です。

 

 

そもそもビッグデータというのは

ご存知無い方にも大雑把にビッグデータに関してです。

ビッグデータ 【 big data 】

従来のデータベース管理システムなどでは記録や保管、解析が難しいような巨大なデータ群。明確な定義があるわけではなく、企業向け情報システムメーカーのマーケティング用語として多用されている。

多くの場合、ビッグデータとは単に量が多いだけでなく、様々な種類・形式が含まれる非構造化データ・非定型的データであり、さらに、日々膨大に生成・記録される時系列性・リアルタイム性のあるようなものを指すことが多い。今までは管理しきれないため見過ごされてきたそのようなデータ群を記録・保管して即座に解析することで、ビジネスや社会に有用な知見を得たり、これまでにないような新たな仕組みやシステムを産み出す可能性が高まるとされている。

ビッグデータとは 【 big data 】 – 意味/解説/説明/定義 : IT用語辞典

http://e-words.jp/w/E38393E38383E382B0E38387E383BCE382BF.html

とにかくたくさんのデータを取って分析してどうかっていう。統計学のようなものです。ただ、統計学とは違うようでして、こちらの方の説明がすごくわかりやすかったのでこれも紹介します。

30秒でわかる!統計学とビッグデータ解析の違い

■統計学
・一部のサンプルだけを分析して、全体のデータを推測する
・サンプルデータは可能な限り正確で、整理されていなければいけない
・分析結果がなぜそうなったのか、理由をはっきりさせることにこだわる

■ビッグデータ解析
・一部のサンプルではなく、全てのデータを分析する
・サンプルはちょっとくらい乱雑でもかまわない。データの質より量を重視
・分析結果がなぜそうなったのか、理由はどうでもいい

ビジネスでも生活でもIT全盛期となった今だからこそ、膨大なユーザーの膨大なデータを蓄積できて、色んな分析ができる便利な時代となりました。当ブログでも「ビッグデータ解析」と言うには程遠いものですが色んな地域のユーザーが色んなキーワードでアクセスしており、投稿を読んでくれているのがわかっています。それで今後はこのデータを元にどういう投稿をしていくか、よりユーザーに読まれる投稿にするためにはと実践しています。

 

ビッグデータで性格診断をする『ディグラム診断』

こちらのディグラム診断というものはまさしくビッグデータを元に統計的に人の性格を分類している性格診断です。

ディグラム診断サイトキャプチャー

http://digram-shindan.com/

サイトでのディグラム診断の説明には以下の通り

データに基づく科学的診断です
「ディグラム診断」では、アンケート調査で取得した23万人。
述べ 3000 項目を超えるデータベースに基づいて、
被験者に心理テスト結果と調査から得られた
ライフスタイルや恋愛傾向等の情報を、統計処理を施し
客観的にフィードバックします。

ということなので、23万人から得たデータを元に、統計的に見て『こういう質問にこう答える人はこういう性格の人が多かったんだけどあなたはどう?』ということになるわけです。これに関してはオカルトやスピリチュアル、『占い』の類とは違い、科学的、理論的、数字的に出されるモノなので人間納得しやすいですし、データに基づいた結果ということなので、性格診断に対して「当ってる!」というよりも、統計的に「自分も該当する!」と反応した方がいいんですかね。

 

何が心配なのか

膨大な量のデータを元に統計的に人間の性格を分類するということは、今後より多くのデータを収集して、より正確に分析されるようになってくるはず。思い返せば、いつの間にかGoogleやFacebookの広告もユーザーの住んでいる地域、年齢、性別、趣味嗜好に該当するものを表示してきているし、楽天はブラウザのキャッシュを使って「こんなの探してたよね?」アマゾンは「これを買った人はこんなも買っています!」ってなっていて、当初に比べてどんどん精度が上がってきており、今後はより精度が上がるのではと思います。

ただ、これらに言えたことは「個人」を選定できていなかったのですが、性格までビッグデータで把握してくると企業は「個人」に対してアプローチをかけることが可能になります。個人の性格を元に「こういう性格の人には、こういう商品をこういうアプローチするとテッパン!」みたいなことが増えて、それこそがマーケティングの究極系だとは思うのですが、そこに自分は気味が悪いと思うのです。なんというか「感情を理屈で動かそう」としてくるわけですよね。アナタみたいな人は「これ感動するでしょ?」「ここが気にいるところだよね?」「こういうトコロに気に食わないっていうのも知ってるんです!」「けどこういえば納得するでしょ?」「だから買うでしょ?」

というわけで、カテゴライズされた性格の上で「個人」に対してのアプローチはもはや感情の押し売りではなくてどこまででも悪用できる可能性もあり、簡単に洗脳の域まであっという間に到達できちゃいそうで、「そうなったら怖いなぁ」ってとこまで想像が膨らんじゃった次第でした。


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